まるでタイムスリップしたかのようなレトロな建物
小説『坊っちゃん』でも有名な「マッチ箱のような汽車」、夏目漱石はこの三津駅から乗ったと考えられています。
昭和初期の建築とされ、アールヌーボー調の建築様式に特徴ある駅舎です。
鉄道駅の歴史を見ても、古町・松山市駅とともに四国で最初の鉄道駅の一つであり、
国内全体から見ても1892年(明治5年)に開通した日本初の鉄道新橋駅〜横
浜駅間から遅れること15年、
1888年(明治21年)に開通した歴史ある鉄道線です。
しかし、駅舎は老朽化やバリアフリー対応、駅前広場へのバスの乗り入れを可能
にするための工事に伴い、取り壊しが計画されています。
保存を求める署名活動、住民運動も行われているようです。
地域再生のためにも駅前の整備は必要ですが、レトロなノスタルジー溢れる建物
残していきたいですね。
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