平成の三津の朝市

21年の時を超えて、新・松山名物に。

 平成14年12月、テレビや新聞にうれしいニュースが踊りました。伝統の「三津の朝市」がなんと21年の時を超えて復活したのです。江戸時代から数えて350余年続いていた「三津の朝市」は、昭和56年に松山市中央卸売市場開設にともない、その役割を終えていましたが、復活を望む声は地元の人々を中心に根強く、長年に渡る地道な活動が松山市の協力を得て、待ちに待ったその日を迎えたのです。
平成の朝市の舞台は、松山市中央卸売市場水産市場の一角ですが、中央卸売市場が一般に開放されるのは全国でも初めて。港町の画期的な試みは、市民の台所としてはもちろん松山の新しい観光資源としても注目を集めています。

毎月第2・第4土曜日に開催

 目の前の瀬戸内海で水揚げされたばかりのピチピチ新鮮な魚介類を中心に、国内外から集まった数100種類が所狭しと並び、開市からおおぜいの人々でごった返します。「安いよ安いよ」の売り手の声、「どうやって食べたらおいしいん?」と尋ねるお客さんの声、いろんな声が行き交って熱気ムンムン。
市場という空間だけでなく、かつての買い物の楽しみまでよみがえったようです。営業時間は午前7時〜午前11時ですが、旬のお買い得なお魚は早いもの勝ち。のんびりしないで、朝イチで「朝市」がおすすめです。

●旬のさかな一覧
 1月 ブリ・マグロ・アンコウ・タラ・ハギ・ボラ・ヒラメ・イカ・穴子・甲イカ
 2月 イワシ・ブリ・マグロ・アンコウ・ハギ・ボラ・ヒラメ・イカ・飯々ダコ・穴子
 3月 メバル・サヨリ・ホゴ・ミスキ・ヒラメ・コノシロ・イカナゴ・マナガツオ・はた・アサリ・わかめ・ひじき・イカ・チヌ
 4月 白キス・カレイ・あじ・さば・鯛・サヨリ・コチ・わかめ・ひじき・トウヘイ・ミズキカレイ・はまぐり・アオリイカ
 5月 ヒラメ・カワハギ・穴子・黒鯛・鯛・サワラ・カツオ・サヨリ・コチ・サザエ・あわび・ツバクロ・ハモ
 6月 アオギス・鯛・サワラ・イサキ・サヨリ・コチ・タコ・芝エビ・サザエ・あわび・ツバクロ・ハモ・アマテカレイ・鮎
 7月 石鯛・穴子・スズキ・小アジ・白キス・芝エビ・鮎・イサキ・油目・ハモ・ハゼ・ギゾ・タコ・うなぎ・アマテカレイ
 8月 黒鯛・スズキ・アジ・サバ・フッコ・うなぎ・ワカナ・ギゾ・鮎・ハゼ・タコ・ハモ
 9月 石鯛・カマス・ハタ・サンマ・ワカナ・サワラ・カマス・タチウオ・アマギ
10月 アイナ・メジナ・メイチ鯛・ヤズ・サンマ・フグ・タチウオ・アマギ・サワラ・川カニ・渡りカニ・カマス・ハマチ
11月 ハゼ・ボラ・フグ・アマダイ・伊勢エビ・川カニ・渡りカニ・サバ・アンコウ・カキ
12月 寒鯛・ボラ・カレイ・ブリ・ミズイカ・ムツ・ハギ・ブリ・フグ・アマダイ・チヌ・サバ・アンコウ・カキ・赤エイ・伊勢エビ

おみやげはやっぱり三津浜らしいもの。

 三津浜名物はなんといっても瀬戸の風味いっぱいの海産物。活きのいい小魚や小エビを乾燥させて独自の味付けをした「二名煮」や、酒の肴にはぴったりの「デビラ干し」などの干物はお土産に最適。朝市で買った新鮮な魚をクール便で送るのもおすすめです。

 
 

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