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ヨネヤ旗店 |
【住所】 住吉1丁目3−35 |
【TEL】 951-0036 |
【営業時間】 8時〜19時 |
【定休日】日 |
【コメント】 三津浜商店街の中にある125年続く老舗。三代目のご主人は50年以上、職人として腕をふるっている。「私どもの旗づくりは、戦国時代からほとんど製法が変わっていません。餅米を原料とするのりを色をつけたくない箇所に塗って、乾燥させた後、はけで染め、水洗いしてのりを落とし、鮮やかな色彩を出します。京都あたりでは、のり、版下、染め付けが分業制ですが、こちらでは一つの店ですべてを行ないますから、技術の修得が大変ですし、祭りの時期や卒業シーズンは大忙しになります。」
店は昭和27年に建てられたもので、大きな寸法の作品が作れるよう15間ほど奥行きがある。ご主人は、職人としてはもちろん三津浜の歴史の語り部としても魅力的な方。風情のある店内でゆっくり話を聞きたい。 |
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荒瀬染物店 |
【住所】 三津2丁目11−8 |
【TEL】 951-0728 |
【営業時間】 9時〜18時 |
【定休日】日 |
【コメント】 大正8年創業。古い町並が残る三津浜でも特に歴史を感じさせる通りに店を構える。
漁師町だけあって以前は大漁旗の注文が多かったが、いまは神社の幕やのぼり、祭りのはっぴ、店舗ののれん、社旗や校旗などさまざまだとか。
「仕事の基本的な流れは同じですが、季節によってのりの硬さや乾燥の時間が変わります。のり置き、塗り、乾燥、洗い、どれも失敗したらイチからやり直し。いつも真剣勝負です。」特にこだわるのは染めの風合い。キリリとした色、やわらかな色、理想の仕上がりを求めて、客とのコミュニケーションを大切にしているという。
噂を聞きつけて、遠く北海道からも注文が来るほど。妥協のない職人技は、三代目から若い四代目へと受け継がれ、これからも色あせることはない。 |
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