その10「三津には四国最大級のグラウンドが存在した」

総工費二千数百万円(当時)をかけて、大正11年2月大可賀の海岸地区に三津浜グランド(当時の表記)が竣工した。3,600坪の広さを有するグラウンドは当時四国最大でした。前面は伊予灘の波に面し温泉郡の島々を眺め、左手には大可賀の松原を抱え、背後は道後平野に連なり、とても眺望が良かったそうです。場内には庭球コート、相撲場、大弓場の他、各種競技場が設備。大正11年11月24日には皇太子殿下(昭和天皇)が行啓、温泉郡青年団によって連合体操が大々的に行われ、陛下がご観覧されたとのことです。
大正11年三津浜グランド
今で考えると3,600坪ってそんなに大きいイメージはないですよね。坊っちゃんスタジアムのグラウンド面積が4330坪強なので、その中にこれだけの設備をすることで考えれば、むしろちょっと狭いのではと感じてしまいます。でも、当時としてはビックリするほど大きかったんでしょう。また、三津にこういった施設等が多かったのも、海の玄関口であったからこそかも知れませんね!