魚のまち三津浜

■潮の香りの三津1丁目を行く

商店街を抜けて渡し乗り場の方へ。「船道具」「釣り」の看板が増え、家の軒先に発泡スチロールのとろ箱が目につくようになると三津1丁目。漁師町らしい風情が、色濃く残っているエリアです。
だんだん強くなる潮の香りに誘われて、さらに進めば、突然目の前がひらけて三津の内港。緑の港山、波おだやかな海、ポンポンポンと耳に心地のよい船のエンジン音、のんびり進む木造の渡し舟…何十年もずっと変わってないようなのどかな風景は、映画「がんばっていきまっしょい」にもなつかしく登場しました。

行商のおばちゃんが元気、井戸端会議に花が咲く

「きょうはホゴ?アジ?エビ?何でもいうてや。」元気のいい声が、商店街の路上で聞こえたら、それは魚行商のおばちゃん。自らが厳しい目で仕入れた自慢の魚を、毎日リアカーに乗せて売り歩いています。
魚にはうるさい三津浜人がお客さんということを考えても、その品質の確かさは間違いなし。行商人の数はだんだん減っていますが、あったかい笑顔や威勢のいい話しっぷり、その存在は決して失いたくない三津浜の宝物です。

■冬季限定、デビラ街道

渡し乗り場前の道は、通称デビラ街道と呼ばれています。デビラとは瀬戸内海でとれるカレイの一種で、漁師が釣ってきたものを浜に上げてすぐに開き、4日ほど乾燥させて珍味にします。瀬戸内海をはさんだ尾道では「デベラ」といわれ、口に縄を通して干しますが、三津浜流は開いたまんま専用の網の上に広げて天日干しします。

 デビラ街道が出現するのは、デビラが旬を迎える12月〜2月。いつもはガランと静かな岸壁の通りに、いく枚もの網が並んで活気づきます。冬の光にきらきらと輝く白く透き通ったデビラの身。作業するおばちゃんたちの丸い背中もやわらかな日ざしを受けて、ほほえんでいるよう。確かに風は冷たいけれど、心がほのぼのあたたかくなる。デビラ街道は、そんな三津浜ならではの冬の風物詩です。


 

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